高齢者福祉・地域福祉 3つの提案 その1

国分寺市の現状は、国分寺駅周辺の大型マンションの建設や、農地の宅地化もあり、人口は少しずつ増加し、今年1月1日現在、約12万3千6百人、高齢化率は、約22%です。高齢化率だけを見ると全国平均とほぼ変わりありませんが、市内のまちによって高齢化率は違います。そのまちの成り立ちによるものですが、「高齢化率」を単独で見るのではなく、地域の年齢層を複合的に見る必要があります。そこに有効に働くのが地域福祉の考え方です。
2025年には、団塊の世代が後期高齢者となり、高齢者が高齢者を介護する老老介護、例えば75歳代の子どもが90代の親の介護をする、あるいは、子どもが仕事を辞めて介護をする介護離職の問題がさらに大きくなると考えられます。

そのような中、私は多くの方にお会いし、お話しを伺ってきました。

その1
年を重ねると、どうしても膝や腰が痛くなり、外に出ることが億劫になりがちです。けれども、サークル活動を続けたり、誰かと食事をするなど、人との関係を持ち続けることが、自立した生活を続ける秘訣だと言われています。そこで、積極的に外出したり、自分で見て買い物をしたいということに応えるためのきめの細かい移動支援を進めるための交通政策を支援する福祉的な視点を持った包括的な交通政策、移動支援を進め、介護予防、社会参加を推進します。

4月14日 合同出陣式で決意を述べる高瀬かおる。新人の津村ちさと、津村へローテーションする秋本あすか(市議会議員)