労働人口の減少を見据えた取組を!

国分寺市では若い世代の転入もあり、人口は微増を続けていますが、いずれ人口減少に転じていきます。一方、本年2025年は団塊の世代の皆さんがすべて後期高齢者となります。少子高齢化による労働人口の減少を見すえた取組を重ねていく必要があります。
特に、人材不足は、医療や介護、保育などの福祉や教育機関、小売や運輸、建築業界など社会にとってなくてはならない職種で深刻になっており、実際に私たちの暮らしに影響し始めています。若い世代が職業として選択できるように、それぞれの労働の価値を評価し、労働に見合った賃金に引き上げていくことは喫緊の課題です。
また、地域には行政や専門職だけでは解決できない問題も多くあります。あらためて地域の出番です。とはいっても、家族のカタチが変わり、地域のあり様も変わってきています。私たち市民自らが、これまでのカタチにとらわれずに、多様に地域を紡いでいける環境が重要です。どんなことでも必要だと気づいた人が、自分発でやってみようと実践できるまちづくりを進めていきたいと思います。