ぶんバス22年目の危機! 外出の足をどうする?!

京王バス(株)から、運転手不足のため、4ルート運行しているぶんバス事業から撤退したい旨の申し出があったことが市報で報じられ、驚かれた方も多いのではないでしょうか。まさにぶんバス22年目の危機です。

これまで、市民の足として、公共交通空白地域の解消をめざし、補助金も支出しながら6ルートの運行を実施してきました。道路の幅員が狭い国分寺では新ルートを通すにも、警察との協議はかなり大変なものでした。本数を増やしてほしい、逆回りも運行してほしいなど、ご要望も多くいただくぶんバスです。もし今回、運行を廃止してしまうと、その復活は相当難しいものになると思われます。

運転手不足は、当市に限った問題ではありませんが、路線バスまでも減便になる現状に、課題の深刻さと同時に、あらためて地域公共交通の大切さを感じます。

これからの人口減少等も踏まえ、何とか早急に対策を講じ、外出の機会を保障しなければなりません。