「注文をまちがえる料理店」ってきいたことありますか?

「注文をまちがえる料理店」ってきいたことありますか?
「注文の多い料理店」ではないですよー(^^)/

2024年9月14日(土)にリオンホールで行われた認知症普及啓発講演会に参加しました。講師は、「注文をまちがえる料理店」プロデューサーの小国士朗さんで、元NHK番組ディレクターでもいらっしゃいます。会場は満席で関心の高さがうかがえました。

さて、「注文をまちがえる料理店」は、注文と配膳をするホールスタッフがみんな認知症のレストラン。「たとえハンバーグが餃子になったとしても、みんなが受け入れれば、間違えはそこにはない」との大発見。そして、間違えることを一緒に楽しむという「寛容さ」や「受容力」をあげることの大切さが話されました。一方で、善意の押しつけではいけない。あくまで料理店として、おしゃれな空間で、ここでしか食べられないおいしい料理を提供し、コミュニケーションを楽しむことを大事にしているそうです。動画をみせていただきましたが、サービスを提供する側も受ける側も、みんなにこにこ楽しそうにされている姿が印象的でした。これからの高齢社会では認知症の方も増えていきます。認知症である前に人なんだということを大事に、まちがえても「ま、いっか」と笑える地域づくりを広げていきたいと思います。

注文をまちがえる料理店

世を席巻「注文をまちがえる料理店」は認知症の何を変えたか 代表に聞く1 | なかまぁる (asahi.com)