安保関連法案 反対! 立川駅で訴えました!
日本は、過去の戦争の反省から、二度と戦争の惨禍は繰り返さないとの歩みを続けてきました。
戦後70年を経て、世界の情勢は、中東の不安定化や中国の大国化が急激に進み、もはや米国が世界の警察を自認する状況ではなくなりました。また、近隣諸国との関係においても、緊張緩和策が迫られています。
しかし、だからと言って、これまで守ってきた歯止めをはずし、いつでも戦争できる態勢をつくることが戦争の抑止力になるとは到底考えられません。逆に、周辺諸国との緊張がさらに広がり、私たち市民が戦争に巻き込まれる可能性が高まるのではないでしょうか。
昨年7月1日には、歴代内閣が認めてこなかった集団的自衛権の行使を容認する閣議決定がなされましたが、それを実行できるようにするのが、今国会で審議されている安保関連法案です。自民、公明両党は、今週15日にも採決したい意向を表明していますが、日を追うごとに、子育て中の世代や若者からも反対の声が広がってきています。この国民の声をしっかりと受け止めるべきです。
不戦の原則を貫く憲法9条をまもり、武力によるのでなく、不断の努力によって、世界の平和を築いていく日本の役割があると私は考えます。