「認知症」は誰でも発症する可能性のある脳の病気で、85歳以上では4人に1人にその症状があらわれるといわれています。
もし、認知症の方が外出し、戸惑い迷うことがあったとしても、まわりの人が気付き適切な声かけができたなら、本人も家族も、大きな安心につながると思います。
3月の予算特別委員会では、認知症の理解へ向けて、国分寺市が開催している認知症サポーター養成講座へ、商店や金融機関、交通機関、税理士など様々な分野の方への受講呼びかけをすること、さらに受講された団体からコメントをいただき市のホームページへ紹介するなど理解の輪を広げていくことを提案しました。まちの中に、「認知症サポーターのお店」というようなステッカーが貼ってあるお店があれば、困った時安心して尋ねることができます。このように地域の見守りを見える形にすることも大切です。
誰もが、自らの問題であると認識し地域全体で認知症の人と家族の生活を支えていくしくみへと発展させていくことが重要です。今後も、引き続き取り組んでいきます。
*国分寺市の認知症サポーター養成講座・・・すでに1000人ほどがサポーターになっています。私も受講、「認知症サポーター」に認定されました。■国分寺市の認知症専門相談