家庭菜園にチャレンジ!

ご近所に家庭菜園を楽しまれている方が大勢いらっしゃいます。
ある方は、庭の土を丸ごと入れ替えて有機栽培を実践、ある方は、庭一面に花や野菜を育て、通る人の目を楽しませてくださっています。さらに、農薬・肥料を使わず、土も耕さないで、多様な作物を育てる農法を試みる方も。

すっかり感化され、小さな庭の片隅を耕してみました。土が固く、石がごろごろ出てくるような土地ではありますが、いつかおいしい野菜ができることを夢見て、少しづつ、土づくりをしたいと思っています。

さて、市では、生物多様性地域戦略を策定中で、グリーンインフラ、生物多様性保全の視点をもって、まちづくりに取り組んでいくとしています。このグリーンインフラは、自然環境がもつ機能を活用して、都市の居住環境を向上したり、防災・減災力を高めていこうとする考え方です。緑によって景観を改善し、生物多様性に富んだ暮らしよいまちをつくっていくことも重要な取り組みです。
しかし残念ながら、国分寺に残る農地は年々減少し、まとまった緑も減っています。すべてを市が買い取り公有化できればいいのですが、それは現実的ではなく、最近では、戸倉公園や黒鐘公園の一部を購入しています。また、新町一丁目緑地(バーべの森)や、西町五丁目緑地においては、土地のご寄付をいただき、さらに、一部を公有化することで、市内に残る貴重な樹林地を守り、憩いの場とする手続きが進められています。このような状況を考えると、グリーンインフラの観点からも、野川の最上流部の整備が急がれます。

一方で、まとまりのある緑地と緑地をつなぐ小さな生き物の生息空間づくりや、それらを有機的につなげるエコロジカル・ネットワークの形成には、施設の植え込みや街路樹、また、家庭菜園などの規模の小さな緑もグリーンインフラとなり得ます。
無理なく楽しく…緑あふれるまちなかを描きながら、何か始めてみませんか?
家庭菜園なんていかがでしょう。

今年の夏の枝豆。無謀にも種から育ててみたが、ほとんど実らなかった。ようやく実った実を食べてみたら、しっかりと枝豆の濃い味が….。感動!!

新町樹林地まつりにて。通称バーべの森。樹木は残しながら地域の憩いの場にしたい。