真の民主主義を!

人と人、国と国、他国民と自国民が、お互いに尊重し理解しあうことで、未来永劫に続く世界平和を!この憲法の精神を身近な地域から生かしていきたい。(鈴木篤弁護士を囲んで 10/11)

 特定秘密保護法の成立や集団的自衛権の行使容認、また、原発を重要なベースロード電源とするエネルギー基本計画など、重大な国のあり方が、充分な議論が尽くされないまま、数の論理によって押し通されています。

 東京・生活者ネットワークが開催した講演会「日本国憲法と安倍政権」の講師、鈴木篤弁護士は、「これらを許してしまった背後には、憲法や民主主義が正しく理解されてこなかったこと、そして無関心層の存在があるのではないか」と指摘されます。

 

 民主主義とは、個人の尊厳を認め、自分と違った考え方や感じ方、少数意見にも注意深く耳を傾け、物事の本質について十分に議論し、構成員すべてが納得できる価値観を探り出すプロセスであり、ただの多数決ではありません。

 

子どもの権利の視点で教育を!

 民主主義的な考え方や行動方法を身につけるためには、教育が重要です。特に、子どもたちの内にある可能性を引きだし、子ども自身が主体となって学び、行動することができるように、また、誰もが個人として尊重され、誰もが大切な一人ひとりであることを体得できる手助けをする、そのような教育が大事だと考えます。

あきらめないで声をあげよう

 10月4日(土) に「平和・脱原発・民主主義をあきらめない」をスローガンに活動している、「たまデモ実行委員会」のイベントに参加しました。
 当日は、国分寺労政会館前から国立へ、さらに他の地域のデモと合流。沿道で手を振ってくださる方、「がんばって」と声かけてくださる方、足をとめて耳を傾けてくださる方など、共感してくださる方が大勢いるのだと実感しました。
 「何かおかしい」と感じたことを自分の胸にしまいこむのでなく、声をあげていくことが、世の中を大きく変えていく力になると信じます。

たまデモ交流会では

 たまデモに続いて ”繋がろう!他人に起こったことは、他人事じゃない~多摩で起こった2つの事例から考える” たまデモ2014・交流会が開かれました。
 その会では、政治的な意味合いがあるという理由で、国分寺まつりへの出店を拒否された事例が報告されました。「政治的な意味合い」とは何かについて、市はしっかりと説明する責任があります。