水は命の源 水がなくてははじまらない

2012年5月10日 14時39分 | カテゴリー: 活動報告

国分寺市に湧水及び地下水の保全に関する条例制定

国分寺地下水の会は、20年来定期的な湧水流量調査を行っている。
国分寺地下水の会は、20年来定期的な湧水流量調査を行っている。
 5月の連休中、国分寺市内の真姿の池湧水群や野川流域を楽しげにウオーキングする方々にたくさん出会いました。国分寺市内の湧水と周辺の緑豊かな自然環境は人々にとって安らぎの空間となっています。また、豊富な地下水が国分寺崖線から湧きだし、野川源流となり、世田谷区まで続く連綿とした自然環境を保全しています。国分寺市の水道水は、こうした豊富な地下水がブレンドされており、おいしいといわれる所以です。
 
市内には、地下水を守りたい、自然環境を残していきたいという市民や市民グループの方々がおおぜいいらっしゃいます。
湧水流量調査、緑の調査、生き物調査、井戸調査・・・など、継続した活動をともに進めながら、国分寺・生活者ネットワークは、議会質問を行い、施策提案につなげてきました。

 条例策定にあたっては、2009年6月から緑の基本計画見直し等検討協議会の中で「(仮称)湧水・地下水保全条例」の素案も議論されてきました。協議会は公募市民2名に加えて、緑化や地下水保全活動をしている団体などの代表や有識者あわせて12名の委員で構成されています。条例案は、無作為抽出による市民アンケート結果も反映されるなど、水に関心のある市民や団体の参加で検討されたことが特徴で、市民参加の条例づくりが実現しました。
 地下水脈は、環境の変化により大きな影響を受けますが目にはみえません。また涵養域のマンションなどの開発により流れに支障がでることもあります。あらゆる推測、仮説をたてながら、市民、土地等所有者、事業者と市が共通目的をもって、連携、協力して具体的な取り組みをすすめることに大きな意味があるのだと思います。
 湧水、地下水は自治体を超えて流れます。条例制定を機に、水辺環境を保全する取組みが、近隣自治体からさらに広域に広がることを期待します。