緊張!! 初めての一般質問

6月13日(月)に、初めての一般質問に臨みました。
自分でも驚くほど緊張してしまい、傍聴にきてくださった方も、一緒に手に汗を握り落ち着かなかったようです。でも、緊張はしたものの不思議と自分を客観的にみることはできていました。今回は、放射線の不安に対する対応について、大きくとりあげました。

東日本大震災から3か月がすぎましたが、福島第一原発事故が未だ収束をみず、多くの方を苦しめています。東京でも爆発後の3月15日には、たった一日で1ミリシーベルト被ばくしたともいわれており、その後もまさに目に見えないけれども放射線の影響を受けている状態です。
人の体は多くの細胞からできていて、細胞分裂が活発な乳幼児・子どもほど放射線の影響を受けやすいといわれています。乳幼児の保護者の方からは、たくさんの不安の声が寄せられています。都が新宿のモニタリングポストで、継続した空間放射線量を測定し公表していますが、市民が知りたいのは、自分たちの暮らすこのまちがどうなのか、子どもたちが多くの時間を過ごす保育園や学校はどうなのか、公園の砂場は大丈夫なのかなど、身近な場所の現状です。状況がわかることで、必要な対策をとることができます。

国分寺市では、これまで、独自の測定はしないとしていましたが、市民の皆様からの要望が多かったことと近隣自治体でも動き始めたことが後押しし、ようやく市内3か所(8小、1中、もとまち保育園)での空間、土壌の検査を決定し、17日午後に実施しています。同日の午前には、都が日吉町のこばと公園で空間放射線測定を実施しています。雨の多い季節だけに、雨によって土壌の状態がどのように変化するのか、大変、気になります。結果をもとに、専門家と相談し、今後について検討するとのことです。
ぜひ継続した測定をすることと農地や水辺も含めてポイントを増やすことを提案しました。